きれいな笑顔をめざして、みんな楽しく・・・。
顎の成長を誘導するのがカギ!
小さなうちから始めれば、歯を抜かず歯並びを綺麗に目指せます。
噛み合わせの良し悪しは、全身に影響を与えます。
集中力や運動能力の向上も期待できます。
矯正治療は"歯並び"だけでなく"衛生環境"の維持も目的です。
柔らかい生えたての永久歯を虫歯から守りましょう。
反対になっていませんか?
日本矯正歯科学会では、最近の研究で、乳歯の歯列で反対咬合(受け口)だった子供が永久歯に生え変わった時に自然に治癒したケースはたったの6%だったことが明らかになりました。
つまり、放っておいたり、経過を見てたりしても94%の反対咬合は治らないということです。このことにより、治療開始は早ければ早い(3~7歳)ほど良いということになります。
歯列育形成では、早い段階から反対咬合への治療を行っています。なるべく、早期に、是非ご相談ください
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Q. 歯列育形成(子供の床矯正)ってなに?
歯列育形成は歯を抜かずに顎を拡げて歯を並べる矯正治療(床矯正)です。
入れ歯のような矯正装置を固定源に、歯を動かし、顎を拡大して、歯並びや咬み合わせをきれい整えて矯正します。
固定式の矯正装置は、食べたい物を食べられず、歯磨きも難しいので、虫歯になりやすいリスクもあります。しかし、取り外し式の矯正装置を使う歯列育形成ならこのような問題はありません。
写真の様な装置を使い、ネジを定期的に拡げて顎の成長を促します。
歯並びがきれいになるだけでなく、顎が適切な大きさに育つ良い環境を整えます。 -
Q. 歯列育形成はいつ頃からはじめるの?
4歳くらいから成長に合わせて矯正していきます。
歯列育形成は顎を拡げて歯並びをきれいに整えていく矯正治療です。
そのため、“顎の成長”や“歯の生え変わり”を利用できる成長過程の
子どもに向いています。 -
Q. 歯列育形成が必要な歯並び・かみ合わせとは?
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①上顎前突(出っ歯)上顎の前歯が極端に前に出た状態。前歯が邪魔で唇を閉じにくく、“お口ポカン”になったり、口の中が乾燥しやすく虫歯にもなりやすい傾向にあります。
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②下顎前突(反対咬合・受け口)下顎の前歯が極端に前方に出た状態。前歯で食べ物を噛むことが難しく、発音障害や顎関節症の心配もあります。横顔がしゃくれて見える顔貌も下顎前突が原因の場合が多々あります。
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③上下顎前突上下の歯が前に突き出た状態で、唇を自然に閉じることができないお子さんもいます。
前に突き出た口もとは見た目があまり良くなく、発音障害の心配もあります。 -
④開咬前歯が咬み合わず、口を閉じても隙間が開いた状態。
前歯で食べ物を噛み切ることが難しく、発音障害も心配されます。 -
⑤過蓋咬合上顎の歯が下顎の歯に深くかぶさっている状態。咬み合わせが深いため顔が不自然に短く見えたりします。
上下の歯の接触も大きいため歯の損傷も心配されます。 -
⑥交叉咬合上下の歯の咬み合わせが部分的に反対になっている状態。噛む機能(刺激)が低下するだけでなく、
食いしばることができない方や顔の輪郭に歪みが出る方もいます。 -
⑦叢生(八重歯・乱ぐい歯)上下の歯が凸凹(でこぼこ)に重なり合った状態。歯磨きが難しいため虫歯や歯周病になりやすく、
見た目もあまり良いものではありません。
※子どもの場合、成長過程にあり、それ故、個々に対して詳細な診断を行わせていただきます。
親御様また治療する子供の不安を解消して、きれいな歯並びを実現するためにも、
よく相談し、納得されてから矯正治療を受けるようにしましょう。 -